イベント再掲 + ヨーロッパの古典クラシックを探求したどり着いたアルゼンチン人ピアノ奏者のソロ初作

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    いよいよ今週の日曜日となりました。私こと大洋レコード店主夫妻のデュオ ryosuke itoh e shiho にとって滅多に機会がなかったメイン・アクト扱いの音楽イベント 「MINHA ESTRADA release party」。秋の終わり、様々な催しとバッティングしてるかとは思いますが、今年の初め頃、密かに根を詰めて録音やらミキシングやら作業してましたCDの発表記念。折角ですからいらしていただいて楽しい時間を共有できましたら嬉しいです。エレクトリック後(egに持ち替えられた)のヒガシノリュウイチロウさんのパフォーマンスも楽しみです。私どものセットにて、いつも手伝ってくれている三重野徹朗が今回もウクレレ・ベースで演奏に参加してくれることになりました。どうぞよろしくお願いします。

     

    2017.11.19 sun  open 15:30, start 16:00 

    「MINHA ESTRADA release party」 

    ノースマリンドライブ

    渋谷区宇田川町11-2, 2F (03-3476-3097)

    2,500円(1drink込)

     

    GIGs : ryosuke itoh e shiho (伊藤亮介vo, g / 伊藤志保flute, vo / 三重野徹朗 ukulele b)

             ヒガシノリュウイチロウ (vo, eg)

    DJ & RECORD STORE : オトノマド(掛けたレコードをその場で販売します)

      

     

     

    出演者プロフィールなどはこちらの記事で→

     

    今日の新譜はアルゼンチンのソロ・ピアノ、'90年生まれのニコラス・ハヘル。当初はギターから音楽に入り、その後マリア・デル・カルメン・アギラールやマルセロ・カッツに師事を受けた若手のコンポーザー/プレイヤー。バッハや新古典主義の研究から生まれた小曲たち、プレリュードやフーガを三篇に、戯けたように跳ねるラグタイムなインスト、そしてソナタが三篇。どれもヨーロッパからの移民が都市を形成していったのを倣うように、欧州のクラシカル・ミュージックへの熱い眼差しを感じます。シネマティックでイマジネイティヴなハーモニー、生活に寄り添って穏やかな気持ちを保ってくれそうな一枚。

    NICOLÁS JÄGER / TODO SEA POR UN ELEFANTE (アルゼンチン直輸入盤CDR  2,259円+税)


    ブエノス・アイレス出身でミナス連邦大学に留学していたギター奏者、話題のインスト・アルバム

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      ご予約好評いただいております、12/4 release パトリシオ・ピエトレク・グルーポ/パハロ・アスールにもいえることですが、アルゼンチン音楽とブラジル音楽、かつては互いにライバル視していたこれらの往来が昨今は特に盛んになり、敬愛しあう仲となっているのは当店のような両国の製品を扱うものにとっても喜ばしいことです。ダニやデボラ・グルジェルたち、ノーヴォス・コンポジトーレスのひとたちも、彼の地で公演する際には、アナ・アルチェッティやマリアノ・カンテーロらとショーの楽器機材を貸し借りしたりするそうです。

       

      アカ・セカ・トリオらを輩出したアルゼンチン国立ラ・プラタ連邦大学(UNLP)から、ハファエル・マルチニらで知られるブラジルのミナス連邦大学へと留学。インプロヴィゼーションなどを学んだのち、高名なサヴァッシ・フェスティヴァルへも出演、ブラジル人ミュージシャンとの共演も数多く重ねてきたブエノス・アイレス出身・在住のギター奏者がパブロ・パッシーニ。ミナス出身のS.S.W.アフォンシーニョの息子で、ジャズのベース奏者として活動するフレデリコ・エリオドロ、そしてフェリピ・コンチネンチーノ(drs)、フレッヂ・セルヴァ(vib) といった現在のミナス・ジェライスの音楽シーンを賑わせるプレイヤーたちと作り上げたのがこの2ndアルバム「VIDEOTAPE」。モンタージュ写真や過ぎ去る車窓風景のようにスピード感を伴った澄んだ音像は、ヴィブラフォンやローズのアドリブがもたらすトニーニョ・オルタやパット・メセニー的なコンテンポラリー・ジャズの世界観と、シカゴ・アンダーグラウンドらのポストロックの精神を溶け合わせたような感触。これは多拍な変則ビートやパブロ・パッシーニのクランチ気味に少し歪ませたギター・トーンから受ける印象もあるかとは思います。m-7"Ojos"にジョアナ・ケイロス(cl) がゲスト参加。

      PABLO PASSINI / VIDEOTAPE (アルゼンチン直輸入盤CD 2,278円+税)

       


      ブラジル、サンパウロからのジャズ3種

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        *明日の水曜日は定休となります。12球団トライアウト、山崎憲晴内野手と松本啓二朗外野手の晴れ渡る明日へと野球人生や思いが繋がるよう願っています。

         

        さて、アルゼンチンからの仕入れ貨物も届いておりますが、まだご紹介できてないタイトルがございますので、一旦ブラジルに戻って本日はジャズを。

         

        GUILHERME FANTI QUARTETO / CASA NOVA (ブラジル直輸入盤CD 2,204円+税)tb入りのクインテートであるグルーポ・シンカードや、ここでもdrsで参加するホドリゴ・ヂガォン・ブラスのトリオなどで活躍してきたサンパウロのギター奏者ギリェルミ・ファンチの初リーダー作。セミアコのegをメインに大きく指をブリッジさせて甘く滑らかなフレーズを繰り出すスタイルが魅力。サイドマンたちもサンパウロのコンテンポラリーなジャズ・シーンからグルーポ・シンカードの盟友たち、前述のホドリゴ・ヂガォンにサロマォン・ソアレス(p, ep, acc)、フィ・マロスティカ(b)が参加。ヂエゴ・ガルビン(tp)が参加したガフィエイラ・ショーロ的世界観が秀逸なm-3"Coração de Gigante"、ヴァネッサ・モレーノ(vo)が参加したたおやかなワルツm-4"Amanhã Sendo"や、ジョタ・P (flute&sax)をフィーチャーしたボサ・ノヴァ・リズムのm-6"Passeio na Praça"など都会の片隅の緑のように洗練と安らぎが同居した好盤。

         

        MAKIKO YONEDA  / BRASILEIRISMO (ブラジル直輸入盤CD 2,435円+税)

        外資系OLからサンバ・ダンサー、そしてサンパウロに渡りブラジリアン・ジャズのピアノ奏者へと転身した米田真希子の初ソロ・アルバム。ジャズのスタンダードをモチーフにしたり、ジャミル・ジョアニス(b)、マルシオ・バイーア (drs)とブラジル人プレイヤーから成るリズム隊を起用して、コンテンポラリーで洗練されたサンパウロで素養を育んだ彼女らしいサンバ・ジャズのスタイル、すべて自作楽曲で編んだ作品。躍動するリズムから、鮮やかなハーモニー、どこか日本人らしい緻密さや奥ゆかしささえ感じさせるプレイが現地録音にて映えます。クリストバォン・バストスとの共同制作で、ミキシング・エンジニアにはアカリ主宰カルロス・フッキ。

         

        ARISMAR DO ESPÍRITO SANTO / FLOR DE SAL (ブラジル直輸入盤CD シングルポケットペーパースリーヴ 1,972円+税)

        サントス出身のマルチ・プレイヤー/コンポーザー、アリスマール・ド・エスピリト・サントはエルメート・パスコアル、ジョアン・ドナート、トニーニョ・オルタ、ジョージ・ベンソンらに見出され、40年弱もの間ブラジル音楽の一線で活躍してきました。栄誉あるシャープ賞も獲得し、ブラジルのギター雑誌が選ぶベスト・ギタリスト10人に選出されたこともあります。さて、この最新ソロ作ではレア・フレイリ(flute)やセルジオ・コエーリョ(tb)、クレベール・アルメイダ(drs)が全面的に参加、ベースもピアノもギターもアリスマールが多重録音、強靭なリズム・セクションをもとに冒頭のトラック名にあるような行先知れずのガフィエイラ・ビッグバンド・スタイル、エルメート/イチベレの流派がみせるような北東部などのルーツ・リズムを基盤にしたハーモニーの冒険、太い音色が複雑に入り組んだ驚異のジャズ・アンサンブル、タイトル・トラックのような娘のビア・ゴイスらによるスキャット・コーラス入りの佳曲まで、ブラジル音楽の彩り豊かさを思い知る一枚。m-12"São domingos  sanfoneiro"には、話題のメストリーニョ(acc)とアリスマールの息子チアゴ・エスピリト・サント(b)が参加。



        大洋レコードは東京・神楽坂のセレクトCDショップです。

        ブラジル・アルゼンチンの現在のインディペンデントなシーンからの輸入盤CDを中心にお取り扱い。

        東京都新宿区矢来町139 東京メトロ東西線神楽坂駅2番出口すぐ。


        WEB通販はオフィシャル・サイト taiyorecord.com にて



        [イベントのお知らせ]


        2017.12.24 sun 18:00-24:00

        渋谷・道玄坂 Bar Blen Blen Blen

        開場18:00 / 終演24:00

        詳細は追って発表します

        [国内盤リリースのご案内]


        PATRICIO PIETREK GRUPO / PAJÁRO AZUL(TAIYO0032 2017.12.04 release)



        ryosuke itoh e shiho - minha estrada (TAIYO0031 2017.6.24 release)


        好評販売中!


        [web記事掲載のご案内]

        ひとまちっくす神楽坂「南米音楽と横浜ベイスターズと私。大洋レコードの伊藤亮介さん。」


        * 店舗営業日カレンダー

        い字の日がお休みです。毎水曜・第一第三日曜定休。

        03-3235-8825

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