今年もありがとうございました、年内最終再入荷案内+年内最終新譜紹介は同時代のインディ・ロック・シーンを牽引するリサンドロ・ライヴ盤
以前に"当店での取り扱いは終了しました"、とアナウンス致しました「Alberto Continentino /Ao Som Dos Planetas」、ソフトロック的な良質ハーモニーで音楽フェチズムをくすぐる好盤が別ルートにより再入荷となっております。他にも在庫確保ができましたタイトル、以前の案内から漏れておりましたタイトルがございますので、以下にお知らせさせていただきます。どれも枚数に限りがございますので、お早めにweb通販からのご予約等どうぞ。
[再入荷案内]
Alberto Continentino /Ao Som Dos Planetas
Alegre Correa & Ana Paula da Silva /Por causa do samba
Renato Braz & Quarteto Maogani / Canela
MAGNOLIA CUARTETO DE CUERDAS / SE ACABA LA MUFA
さて年内店舗営業を終えた昨日もアップロードをすると宣言しておきながら、牛すじ肉を煮込むことに終止してしまいました。「本来定休の水曜だし」と自分に思いっきり甘いのは子供の頃から変わっていません。変わっていないといえば、アルゼンチンのインディ・ロック界のカリスマ、リサンドロ・アリスティムーニョのロマンチシズム溢れる格好よい音楽に対する憧れ(確か年下ですが、あの近寄り難い眼力は海老蔵以上かと)というのも開店当初から抱き続けています。
LISANDRO ARISTIMUNO / EN CONCIERTO 1 & EN CONCIERTO 2 (アルゼンチン直輸入盤2枚セット販売特別価格 5,037円+税)
憂いを帯びたロマンチックな曲想、霞み掛かった唄声、弦楽四重奏とエレクトニクスのハイブリッドなフォークトロニコ。ターコイズ・ブルーに染まって登場し、傘をさしたり、39度の熱を出したり、偏西風の気持ちになったり、両生類の世界を夢想したりとアルバム毎にコンセプチュアルな物語を提示してきた、リオ・ネグロ出身のS.S.W.リサンドロ・アリスティムーニョ。ディスク1の冒頭"Es todo lo que tengo" で鳥肌巻き立つオープニングやm-5"Azucar del estero" のイントロでの焦れたオーディエンスの熱気、2014年に亡くなったグスタボ・セラティ(ソーダ・ステレオ)を偲ぶように"AV.Alcorta"を弾き語りしてから始めるm-9"Para vestirte hoy"、ディスク2のm-3ガボ・フェーロをゲストに弦楽と共にプレイする"Green Lover"、同盤のm-7、eg,ag 二本と唄だけでプレイする1stアルバム収録曲"Cancion de amor"で巻き起こるシンガロング、 美しい瞬間が幾つも体験できる同時代を生きるカリスマティックな表現者が、妹のロシオ・アリスティムーニョ(per,cho)や同郷のカーリ・アリスティーデ(eg, /paramo)、レイラ・チェロ(cello,cho, /paramo)、ルーカス・アルゴメド(b /tomi lebreroほか)らパーマネントに参加する演奏家達とコネックスやグランレックスといった大会場やニセト・クラブで2012年〜2014年に行ったライヴから厳選されたトラックが「Concierto 1」と「Concierto 2」に渡って収録されています。これらの二枚は別パッケージとなるため本来別売りとなりますが、当店では特別に二枚をセットにして限定価格でお届けしたいと思います。
CD作品の本編とは異なりますが動く彼らを見たい方の為に、TV番組でのスタジオライヴを貼っておきます。
こちらはマドリッドでのソロ・ライヴ
それでは皆さんよいお年をお迎え下さい。
- 2015.12.31 Thursday
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- 18:38
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- by 大洋レコード