再入荷案内サンパウロから

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    大変にお待たせを致しました。現在人気沸騰中のコントラバス&女性voによるブラジル音楽のデュオ、ヴァネッサ・モレーノ&フィ・マロスティカ、サンパウロ、ノヴォス・コンポジトーレスの中でもシンコ・ア・セコに、プロデュースに、と意欲的な活動をみせるS.S.W. ト・ブランヂリオーニのハイブリッドな新譜、イベントなどで掛けるとそのナチュラルな声の響きに問い合わせが殺到するヒタ・グーロのCD+BOOK、ド・アモール、トノ、シーナ、ドメニコ、ヴァド、カシン、モンボジョ、キーニョにモモ、カリオカにパウリスタにノルデスチ出身者、新世代が入り混じったカズーザのトリビュート盤、ロング・セラーを続けるフランス人打楽器奏者フランソワ・モランのアルバムに、アンドレ・メーマリのクラシカルな一枚、サンパウロから再入荷致しました。

    Vanessa Moreno & Fi Marostica / Vem Ver

    to brandileone / ontem hoje amanha

    Ignacio de Loyola Brandao, Rita Gullo, Paulo Melo Jr. / Solidao no fundo da agulha ( CD+BOOK 大判 )

    Andre Mehmari / Angelus

    Conversa RIbeira / Aguas Memorias

    Demetrius Lulo e Paula Mirhan / Cafe da Tarde

    Francois Morin / Naissance

    Giana Viscardi / ORUM

    Leny Andrade / Alvoroco

    Luciana Oliveira / Pura

    PEDRAO / SAMBA DE BOTEQUIM vol.2

    Rita Gullo

    Selton / Saudade

    Thiago Varze / tempo do ser

    V.A. / Agenor Cancoes de Cazuza


    フェルナンダ・タカイ新譜MV第2弾 +小雨の降った春の日にしっくりくるアルゼンチンの新進女性S.S.W. + 明日は臨時休業します

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      誠に勝手ながら、明日3月28日(金)は店舗を臨時休業とさせていただきます。


      4月11日発売の「フェルナンダ・タカイ/はかりしれない」(ご予約受付中)収録曲のMV第2弾が届きました。
      スカンキのサミュエル・ホーザを迎えて、ジョージ・マイケル "heal the pain" のポル語version。ミナス・ジェライス州にあるフェルナンダとジョンの自宅スタジオにての収録風景です  
      細かいことなのですが今月中にご注文手続きをなさっていただければ、5%の消費税のままご購入いただけます。



      さて、今日のような小雨の降った春の日にしっくりくるアルバムが到着しています。ちなみにウチの娘は蕾から咲き始めた桜のことをハルという花だと言い張っております。

      女性S.S.W. が描き出す原色の親密な風景、携えるインディー・フォークの華やいだ空気、川沿い音楽・フォルクローレのたゆたうようなリズムと瑞々しい旋律、木管のパッセージなどが現代ジャズやエクスペリメントな要素を所々に醸し出します。ペドロ・ロッシ(7str.g) 参加。

      Cecilia Bernasconi / Fulgor (アルゼンチン直輸入盤 1,898円+税)

      '83年ブエノス・アイレス生まれのシンガー・ソングライターで、フロレンシア・ベルナレスらに唄を、フアン・キンテーロにハーモニーを、エドガルド・カルドーソに作曲を、師事するなど意欲的に音楽表現を探求してきたセシリア・ベルナスコーニ。流麗なコンテンポラリー・フォルクローレのソロ作を発表しているハビエル・アルビンとデュオを結成していたり、本作にもゲスト参加をしているフェデリコ・バルドッティのバンドに在籍していたりもしました。満を持して発表されるソロ・アルバムでは、セシリア・ベルナスコーニ(vo,g) / パウロ・カンポス(b) / マリアーノ・サエンス・テヘイラ(drs) というセミ・アコースティックなトリオにリード奏者マチアス・ベルデー(ss, flute) が加わるという編成を基盤に、コントラバスとのデュオ作も好評なペドロ・ロッシ(7str. g) やヴァイオリンなどゲストを加えて、サ(Za)ンバ、ミロンガやワルツといったフォルクローレ・リズムを下敷きに、叙情的な詩と共に描かれたオウン・コンポーズの数々が彩り豊かに広がってゆくという内容。シタローサなどティピカルなものからハイブリッドなブラジル音楽や同世代のアルゼンチン・インディペンデントまでを好むというセシリアですから、時にイフェクティヴな音像も登場します。カヴァー・アートのように青々とした詩情が溢れ出すm-1"Dos o tres palabras"、鉄線ギターのアルペジオと弦楽で透明感と奥行きのあるハーモニーを繰り広げるm-7"Fito magnifico veloz"、タイトル・トラックのm-8"Fulgor"、多重録音されたコーラス・ワークが心地よいm-9"Paseo extrano" といった現世代・世界中のインディペンデントなシンガー・ソングライターたちともコミットしてゆく佳曲たちは回を重ねる毎にその良さが沁み渡ってきます。即興で斬り込んで来るソプラノ・サックスやフルート、構成音が印象的な先鋭的アコースティック・エクスペリメント・タッチのm-4 "Hielo azul" やm-11"Escrupulos" から、まるでクラシックな放浪者のタンゴ然としたスタイルのm-10"Vals volatil" まで親密な音楽の絵巻図のよう。




      アルゼンチン再入荷案内

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        本日ブエノス・アイレスより入荷がございまして、下記の商品が再入荷となっております。ご注文をいただいておりました皆さまには大変お待たせを致しました。
        <再入荷>
        Aca Seca Trio / 1st
        Diego Schissi Quinteto / Tipas y Tipos
        Federico Vallejos / De Gardel A Piazzolla
        Horacio Fumero Trio / Vuelos
        Juan Pablo di Leone / Sin Palo
        Pablo Juarez / Sumergido

        お客さんから教えて貰ったのですが、トヨタの乗用車ノアの書き下ろしCM音楽でお茶の間にその唄声が届いている女性S.S.W. メリーナ・モギレフスキーのアルバムも待望の再入荷をしています。
        ↓ こちらがCM


        Melina Moguilevsky / Arbora

        '80sスタイルのコンテンポラリー・ジャズ・ギター作品

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          ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンチ出身でジュリアナ・ペルヂガォンやジャブ・モライスら女性MPBシンガーのバックを務めたり、また昨今話題となったアントニオ・ロウレイロらとのクアルテート・ジャズ・アルバム「Antonio Loureiro, Bernardo Fabris, Mauricio Ribeiro, Thiago Nunnes」を発表しているギタリストのマウリシオ・ヒベイロ。セミアコのeギターが奏でる甘いトーンを満載したブラジリアン・コンテンポラリー・ジャズのトリオ作となります。トニーニョ・オルタ、ハファエル・マルチーニ参加。

          Mauricio Ribeiro / Trio (ブラジル直輸入盤 1,905円+税)

          パット・メセニー、ケビン・ユーバンクス、トニーニョ・オルタらの80's ジャズ・ギター・スタイルに啓発されて制作されたアルバム。8曲すべてオウン・コンポージングによるもので、滑らかで郷愁を誘うメランコリーな旋律と、緩めたタムや金物など響きにもこだわった変拍子リズムが交わり、この世界観に惹き込まれてしまいます。マウリシオ・ヒベイロ(g)、(contrabass)、(drs)のトリオ編成による生の息吹が感じられる録音を基本に、m-3"Biribiri" にはヴィニシウス・アウグストゥスのテナー・サックスが、m-4"Antes da Tempestade" にはトニーニョ・オルタの生ギターとヴォーカリーズ、メンディ・シングのタブラ、m-7 "Da espera, O Giro"のピアノにハファエル・マルチーニ(ミスツラーダ・オルケストラ)が参加。




          店頭の掲示板更新 + ルイス・ゴンザーガを継ぐ才能 ゼ・マノエウの国内盤ライナー担当しました

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            大洋レコード店頭の掲示板ですが、年間セールス・ベストをプリントアウトしたものから、従来のパッケージを展示して直近の売れ筋を知らせるものへと戻しました。つきましてはLEDのライトアップも終了したいと思います。もう陽も延びてきました。

            本当に多くのお客様にお待ち頂いているVanessa Moreno & Fi Marostica の再再入荷ですが、ご注文をいただいている方にはお知らせしております通り、カルナヴァル休暇の関係で到着が遅れてしまっております。既にサンパウロからは出ています。3/27頃までには到着するのではないかという見込みです。入荷次第にこちらでもお知らせをさせていただきますので、もう暫しお待ち下さい。すみません。

            さて標題にあります通り、ディスク・デシネから国内盤としてリリースされたゼ・マノエウの1stフル・アルバムのライナーを私が担当させて頂きました。伺いをいただいたときに1曲目"洗濯女の太陽"を聴いて惹き込まれてしまい、即答をぶったという逸品です。

            レシーフェ在住の新人シンガー・ソングライターで、ピアノとコンポーズ、自作自演で唄うというスタイルです。レシーフェ出身の偉大な音楽家、ルイス・ゴンザーガ影響下の自然風景を思わせる美しいハーモニーをコンテンポラリーなジャズなどの洗練されたエッセンスで紡ぐことができる逸材、ゼ・マノエウ。



            ゼ・マノエウ(Production dessinee 2,300円+税)


            ゼ・マノエウ
            Ze Manoel
            日本国内盤/production dessinee
            解説 :伊藤亮介(大洋レコード)

            「9歳からピアノを勉強し始めるのですが、ショーロ、ワルツ、ジャズといったブラジル音楽、これらをピアノの鍵盤上で学んだことは私にとっても大変に大事なことでした。15歳の時に人生で初めてトム・ジョビンのCDを買い、歌の数々、ピアノの演奏法、そしてコード... ピアノを(既存の音楽とは)全く異なる方法で弾くのを聴いたのは初めてのことでした。後にドリヴァル・カイミを掘り下げて、音楽に関する考え方が変わりました。彼の音楽は必要最低限のミニマルなものなのに、同時に素晴らしく豊かです!」
            ペルナンブーコの川沿いの美しい風景を愛でたことばたち、愛について、友情について、個人的な視点でサンバの歴史を、これらを描き出した楽曲たちはサンパウロの新しいシーン - ノヴォス・コンポジトーレスとも通じるものがあり、エクスペリ・サンバ勢のキコ・ディヌッチ(パッソ・トルト、メタメタ)の楽曲をピアノ主体の編成でカヴァーしたりもしています。同郷の女性シンガー - イザドラ・メロとデュエットもあり、コンテンポラリーなジャズ・サンバがあり、フォホーの斬新な解釈があり、抜群のメロディ/ハーモニー構築のセンスと技量、ありとあらゆる可能性を聴き取ることのできる希有な作品です。おすすめします。







            PR

            大洋レコードは東京・神楽坂のセレクトCDショップです。

            ブラジル・アルゼンチンの現在のインディペンデントなシーンからの輸入盤CDを中心にお取り扱い。

            東京都新宿区赤城下町10-10 東京メトロ東西線神楽坂駅1b出口3分。

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            が定休日です。 2022年5月26日、大洋レコード&Delicatessen として移転 OPEN。 11時〜18時の店舗営業、(土曜は14時~18時)。毎水曜・日曜・祝日定休とさせていただきます。

            03-3235-8825


            WEB通販はオフィシャル・サイト taiyorecord.com にて


            * information

            [以下の音楽雑誌に店主が寄稿しました]


            「ミュージックマガジン」ミナス特集にレコード・レビューを寄稿予定。(2022/6)


            FI MAROSTICA / VISÃO DO MAR (RCIP-0321 2021.6.30) ライナーノーツ


            ラティーナ2月号 (2020/1/20発売)

             

            「20年代はこの国の音楽に注目したい」


            e-magazine LATINA 「いま最も輝ける存在、サンパウロの女性シンガー、ヴァネッサ・モレーノへのロング・インタヴュー」(2022年2月23日)


            [国内盤リリースのご案内]

            Flor Sur Cello Trio, Airena Ortube & Julian Beaulieu / Un Solo Jazmin (大洋レコード国内盤CD 2022.7.23発売)好評発売中!


            SALOMÃO SOARES & VANESSA MORENO / YATRA-TÁ (TAIYO0041 2022.2.28) 好評発売中!


            VANESSA MORENO / SENTIDO (TAIYO0040 2021.6.26) 好評発売中!


            Carlos Aguirre / Canciones I 譜面集 46p(TAIYO0039 2020.12.26) 好評発売中!


            TINCHO ACOSTA (TAIYO0038 2020.8.28) 好評発売中!


            CHICO BERNARDES (TAIYO0037 2020.7.31) 好評発売中!


            MERY MURUA & HORACIO BURGOS / ROBLE 10 AÑOS (TAIYO0036 2020.6.13 release 限定盤) 好評発売中!


            ENSAMBLE CHANCHO A CUERDA / POSDATA (TAIYO0035 2018.12.22 release 限定盤) 好評発売中!


            FERNANDA TAKAI / O TOM DA TAKAI (TAIYO0034 2018.6.5 release) 好評発売中!


            TULIPA RUIZ / TU (TAIYO0033 2018.3.15 release) 好評発売中!


            PATRICIO PIETREK GRUPO / PAJÁRO AZUL(TAIYO0032 2017.12.04 release)

            好評販売中!


            ryosuke itoh e shiho - minha estrada (TAIYO0031 2017.6.24 release)

            販売中!


            [メディア情報]

            2022/5/31 (火) 15時 TOKYO FM 「The TRAD」 (パーソナリティ:稲垣吾郎) 生出演。初夏・新緑に似合うブラジル音楽を紹介させていただきました。


            2022/1/28 (金) 7:20分頃~ 放送予定 フジテレビCX系 『めざましテレビ』"なにわ男子のなんでやねん!" にて、長尾謙杜(なにわ男子)さんにブラジル・アルゼンチン音楽専門店 - 大洋レコードを取材していただきました。


            [記事掲載のご案内]

            2024年2月20日発売 雑誌「MINA(ミーナ)」4/5月号 "TOKYO MANIAC SHOP探訪"に大洋レコードの記事をご掲載いただいております。


            2022年12月 雑誌(ZINE) WAVE vol.2 “めくるめくCDの世界” 雨と休日さんやsnsでお見かけする100円CDディガーに8cm CD専門dj...錚々たる面々に混じって取材記事をご掲載いただきました。

            2021年11月20日発売、雑誌「散歩の達人12月号」神楽坂・飯田橋特集に当店が掲載されました!前回の掲載から何と8年ぶり、通算3回目の登場となります。


            2020年7月フリーペーパー 「新宿プラス vol.12」 #音楽のまち新宿 #武田真治 #saxplayer にご掲載いただきました。


            体験型アミューズメント・キッザニアの広報記事「キッザニアの窓」に大洋レコード伊藤のインタビュー記事とおすすめタイトルをご掲載いただきました。

            「親子で楽しむ、はじめての音楽」Vol.3 南米音楽



            女の子のスポーツライフをもっとファッショナブルに。「HBハミングバーズ」2018 Summer vol.14 に"Playlist for Summer"としてオススメ5作品の小さなレヴューを書いています。


            5/9発売 「POPEYE 6月号 "僕たちの好きな音楽。"」にて大洋レコードが掲載されます。川沿い音楽の取材も受けました。


            2018年1月末、神楽坂のアップデイトされた情報が満載の「帰ってきた!神楽坂本」(エイ出版)が発売されました。今回は"Culture 文化"のページに大洋レコードをご掲載いただいてます。ぜひ街ぶらショッピングのお供に。


            ひとまちっくす神楽坂「南米音楽と横浜ベイスターズと私。大洋レコードの伊藤亮介さん。」


            NUMBER WEB "野次馬ライトスタンド" 「ベイ戦士よ、ブラジル音楽を聴け!東京の路地裏から愛を込めて。」


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