アルゼンチン再入荷案内 + ルナ・モンティ&フアン・キンテーロ新譜
アマカス・アル・リオやダマシア・イ・ナベガンテスなどかなり久々に入荷となるアルバムを始め、前月に人気を博し売り切れとなっておりましたロレーナ・リッソやフアン・カルロス・インガラモなどの最近のタイトル、以下の商品が再入荷となっております。
Lorena Rizzo / Torpe bondades
Javier Girotto / Alrededores de la Ausencia
Juan Carlos Ingaramo / Imaginario
Dolores Mazzoni / Lo Grandes y Pequenos
Maria Pien / La vuelta manzana
Aca Seca Trio / Aca Seca Trio (1st)
damasia y navegantes / punto de partida
Entre Rios / ERA
Juan Pablo di Leone / Sin Palo
paramo / lejania
Hamacas Al Rio / Hamacas Al Rio (1st)
さてアルゼンチンの方の新譜では何といっても現代フォルクローレを代表するフレッシュなデュオ、ルナ・モンティ(vo)&フアン・キンテーロ(vo,g)のシンプル・アコースティックなデュオ編成なのに豊かさを存分に感じさせてくれる新作が到着!
Luna Monti, Juan Quintero / Despues de Usted (アルゼンチン直輸入盤2,000円税込)
キャリア10周年を記念するカフェ・ビニーロでの実況ライヴ盤CD+DVDの発表以来、新たな出発の区切りとしてリリースされるスタジオ作品には、そのライヴ盤とも重複しない新たに掘り起こされたレパートリーがズラッと並んでいます。ウーゴ・ファットルーソ作の"Conmigo"から、滑らかな運指で紡がれるギターと、凛と澄んだ歌声に柔らかく寄り添う蜜月なハーモニー、これ以上は要らないと装飾を削ぎ落とされた編成で豊潤な空気を作り上げて行きます。メルセデス・ソーサが'74年に唄った"Triptico Mocovi"ではタブラの深い余韻と共に、カヴァー・デザインを手掛けたマリア・ビルバらがコーラスで参加。続く"De los centros de la luna / La Rondadora"は、チリの民間伝承曲から採譜したものをルナ・モンティや打楽器奏者の紡ぐルーツ・リズムに男女6声のポリフォニーで劇的に演じています。若い世代のフォルクローレ・グループ -ドス・エレファンテスのナチョ・ビダルが書いた"Antofalla" やチャカレーラの"Curativa"、素晴らしいソロ作を発表したエドガルド・カルドーソの"Ir Yendo" もデュオ形式に再構成して収録。コンポーザーとしての魅力も存分に発揮しており、子守唄のような優しさに包まれる"Regalitos”では、アカ・セカ・トリオの盟友アンドレス・ベエウサエルト(p) にマリアノ・カンテーロ(glockenspiel)、フアン・パブロ・ディ・レオーネ(flute)も参加して室内楽の様相を呈します。ボディ・パーカッションと4声のハーモニーで盛り上がるライヴ・トラックに、キャリアの途中で誕生した愛娘の無邪気な唄声をフィーチャーしたエクストラ・トラックもあり、切り抜き窓の施されたゴージャスな装丁と相俟って、穏やかな音楽の喜びを享受したいという気持ちにさせてくれる必携盤。
Regalitos - Luna Monti y Juan Quintero from Monti Quintero on Vimeo.
- 2013.07.30 Tuesday
- -
- 13:44
- comments(0)
- -
- by