ベルリンのルーツ・フォークあのバンドの新作 + アルゼンチン新入荷より

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    週2回のAM、スペイン語短期集中講座に通い、動詞・形容詞の活用に頭を悩ませている店主です。なぜ三十六の手習いで教室に通っているかは間もなくこちらで正式にお知らせいたします。

    さて、標題にありますベルリンのルーツ・フォーク、あのバンドとは勿論17ヒッピーズのことです。本国ドイツでリリースされたばかりのニュー・アルバムCD、5月初旬到着予定の商品を異例のご予約にて受け付けます。

    クレズマー、スラブ、ザディコ、ミュゼット、バルカンにアラブ...5大陸のルーツ・フォーク・ミュージックを果敢に採り込んだ大所帯のアコースティック楽器によるアンサンブル、独語・仏語・英語で男女混在のメンバーがヴォーカルをとり、そして世界を股にかけツアーするという、この分野では他に類を見ないほどの敬愛を集めるグループです。




    17Hippies / Phantom Songs (ご予約商品 ドイツ直輸入盤CD 2,000円税込)

    前作「el dorado」までの打楽器レスにも関わらずフット・ストンピンを喚起する賑わいに代えて、今作「Phantom Songs」(幽霊の歌たち)ではチェンバーの響き、室内楽のセンシティヴィティを多く取り入れています。12人のメンバーたちが織り成すアコースティック楽器のみならず、チェロなどのゲスト・プレイヤーを招き、人々の生活に於いての人間哲学が折り込まれた詩的な歌の数々。アルバムを制作していた2010年は、例年よりツアー数を控えベルリンで過ごす事が多かった17ヒッピーズ。その分、より機知に富んだアルバムとなっています。
     弦楽と装飾的なダルブッカの余韻をくぐり抜ける神秘的なシャンソネット、女性メンバーのキキ・ザウアー(acc) が唄う仏語歌詞の"ton etrangere"に始まり、海辺を前にした少年の純朴な想いを北米大陸エッセンスの美しく広がるカントリー・ポップに載せて描くクリストファー・ブレンキンソップ(ukulele, bouzouki, g) 作・英語詩voの”lazy friends & promises"、アルバニアのトラッド曲を下敷きとし、中南米のフォルクロリックなリズムにブラスとアイリッシュな笛の音、家に帰らないbad boysをドイツ語で唄ったダーク(cla)作の"biese bouwe"、ブズーキの音色と-ouhh la nuit tombee-の印象的なメロディにヨーロッパの寂寥な秋冬の夜情景が浮かぶ"jolies filles”(=pretty girls)、陽気なマウンテン・ホップといった風情の"the train"...NYからキャレキシコなどで知られるJ.D.フォスターを共同プロデューサーに迎えた全13曲。おそらくはアルバムの楽曲に登場するbiese bouwe (bad boys)とjolie filles (pretty girls)を象った切り抜き加工のアートワークが施された美しいデジパックに、独語・英語・仏語・西語で歌詞対訳がついたブックレット。深みを増したアコースティック・アンサンブルで新機軸をみせる17ヒッピーズの傑作新譜。

    http://17hippies.de/de/musik/phantom-songs(試聴のできるオフィシャル・サイト)

    さて、以下はアルゼンチンから在庫が届いた女性フォルクローレS.S.W.の傑作アルバム。




    Paula Ferre / Mujer Originaria (アルゼンチン直輸入盤 2,100円税込)

    アルゼンチンの先住民、インディオへの記念碑を鍵などの真鍮製品を持ち寄り作りましょう、というプロジェクト- monumento a la mujer orijinaria の音楽面での協賛としてこのパウラ・フェレのアルバムはあります。大平原パンパの培った美しい音色とリズムを、瑞々しい唄の旋律を、じっくりとアコースティック・ギターと持ち前の慈愛に満ちた声で紡ぐフォルクローレの女性シンガー・ソングライター。シルビオ・ロドリゲスをアイドルに、10年以上もビセンテ・フェリウから共演への招待など寵愛を受けるなど、キューバ音楽とも親密な距離を保っている経歴の持ち主です。前述のプロジェクトのテーマともなっている書き下ろしの”mujer originaria"にはチャカレーラのリズムにテレザ・パロディをゲストに招き、決して色あせることのない鮮やかなテイクを冒頭で収録。"A mi hiho"ではチェロと自身のギターに唄で情緒たっぷりに、"onachaga Beagle"では本作のプロデューサであるアドリアン・オドリオソーラとのデュオで、と自作曲のクオリティの高さも然ることながら、”canto versos"やピアノのみをバックにした"junio"とホルヘ・ファンデルモーレ作品のヴァージョンの素晴らしさといったら。前述ビセンテ・フェリウに捧げた"trovador"や、"al canto de todos"、燦々と陽光が差し込む"aixa”はバニト・カバジェロ作と、キューバ音楽との蜜月ぶりを感じさせる楽曲や、ペルーのランドーのリズムによる"negra presuntuosa"(アンドレス・ソト作)など多様性もありつつ、ホメロ・マンシの"fruta amarga"をニコラス・エンリッチのバンドネオンで優雅なミロンガ仕立てにしたりも。優しく寄り添うように流れ行く美しい歌旋律には音楽愛が満ちあふれており、大切に大切に積み上げられたであろうアコースティック・アンサンブルの手触りはまるで羽毛のような柔らかさ。最終トラックとPC/MACで見られるエクストラ映像として"mujer originaria"をChicos - 子供たちが唄ったリプライズ・ヴァージョンを収録、一生懸命唄う子供たちのいたいけで可愛い姿に胸を打たれることは必至です。アルゼンチンのフォルクローレ史に燦然と輝く傑作アルバムの登場。

    ホルヘ・ファンデルモーレの"canto versos"を弾き歌うパウラ・フェレのライヴ映像

    辿り着いたら割れんばかりの拍手...

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      昨日のアンドレ・メーマリ東京公演於仙川アヴェニュー・ホール、早めにチケットも購入し準備万端だったはずが....時間に焦ってクルマで出掛けたのが運のつき、渋滞で高々16.5kmの移動に2時間半を費やし(時速6.6キロ..)残念な事に演奏を見逃してしまいました。しかし終演後お客さんたちの会場での晴れやかな表情を見るだけで、ショーの素晴らしさが伝わって来ましたので、次にサンパウロで、再び日本で、観れる機会を楽しみに取っておくこととして、自らを励まします。

      さて先週に入荷の中から随時ご紹介さしあげてゆく頃合いとなりました。

      こちらは前作の通称「馬ジャケ」が好評だったカルロス・カレカの新譜。


      Carlos Careqa / alma boa de lugar nenhum (ブラジル直輸入盤/2,100円税込)
      トレードマークだったヒッチコック、もしくは中世の芸術家的ヘア・スタイルにバリカンを当てみそぎをした(ジャケット内側に断髪の光景が!) この喜劇役者兼、サンパウロ・エクスペリメンタル系MPBシンガー・ソングライター - カルロス・カレカの新作は何とピアノと声のアルバム。自身がピアノで作曲するということで、このコンセプトを思いついたといいます。ストーリテラーのように声色を変えながら唄う曲もあったので、アルバムを通して聴かないと、とお試しで入荷したため、1枚のみの在庫の後はまた異例の予約販売となってしまうのですが、素晴らしさに如何にびっくりした事か...穏やかに円熟味のある声で唄う曲が特に素晴らしく、合間合間に”役”になりきった七色の声色が顔を出すという配分です。このアルバムでは素晴らしいピアニストを7人起用しているのですが、アンドレ・メーマリが弾く2曲は20世紀前半に活躍したドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトの作品のポルトガル語歌詞ヴァージョン。そして'03年にアヒーゴ・バーナベーのオペラに参加するため書き下ろされたという"minha musica"にはイマジナリーな音像のアルバムが大好評だったパウロ・ブラガのピアノに、シコ・ブアルキがゲスト・ヴォーカルで参加。マリア・ヒタのアルバムでの演奏で知られるチアゴ・コスタ、女流ピアニスト - アナ・フリードマン、m-8"todo cuidado e pouco"ではアコーディオンで培った鍵盤さばきをピアノで見せるガブリエル・レヴィと共にアヒーゴ・バーナベーが物語の登場人物の様にゲスト参加。サンパウロを中心に交響楽団との演奏もするカリン・フェルナンデスまで、ポエティックな佇まいのカルロス・カレカ歌曲がピアニストそれぞれのリリカルな音使いで彩りを更に深くした傑作アルバム。最近リリースされた、ダニエラ・アルカルピテレボッサがこぞってカルロス・カレカ曲を採り上げているのも頷けます。

      "minha musica" *主に断髪シーンなので衝撃映像が苦手な方は見ないで下さい。



      続いてはサンパウロの若き男性SSW、ハファ・バヘート。こちらはしっかり在庫してございます。
      ダニ・グルジェル「Nosso」の中では”sem morada"の作者として、ダニ・グルジェル&ノヴォス・コンポジトーレス「Agora」の最終曲"Bate Pilao"で作者、シンガー、ギタリストとして参加。ノルデスチのミュージシャン - ヴィセンチ・バヘートの息子として'81年にサンパウロで生まれた、まさにサンパウロの新潮流 - ノヴォス・コンポジトーレスな新しい世代のシンガー・ソングライター。

      Rafa Barreto / entre becos (ブラジル直輸入盤 1,800円税込)

      ハイブリッドで都会的に洗練された佇まいのブラジル音楽の系譜。知性、リリシズムからサンバ・スインギのざわめきまでを内包すると評されるその音楽性、スムースな唄声とギター。ダニ・グルジェルらサンパウロの新しいMPBシーン、古きを重んじつつも自分たちの言葉で書いたオリジナル・コンポーズに拘ってやっていこう、という流れの中に身を置き、同世代ミュージシャン達のアルバムへの参加や、演劇・ダンスへの楽曲提供。シコ・セーザルシコ・サライーヴァオズヴァルヂーニョ・ダ・クイーカなど重要なミュージシャンたちとステージを共にしてきたハファ・バヘート。1stアルバムとなる今作では、ダニ・グルジェルのアルバム「Nosso」と同様にドラム奏者のチアゴ・ハベーロが共同プロデュースで、チアゴと共にタチアナ・パーハ「インテイラ」セッションに参加しているマルセロ・マリアーノ(b)、 ゼー・ゴドイ(rhodes)、コンハード・ゴイス(cavaquinho)。そしてイラナ・ヴォルコフ「bangue」や前述のダニ「Nosso」からダニエル・アモリン(b)、ひとりで舞台に立ちコントラバスの可能性を追求するファビオ・サーといったサンパウロの粋を集めた布陣。曲によってはペドロ・ルイスなどのアルバムで知られるアントニオ・サライーヴァがストリングス・アレンジを担当。ブラジル版AORとでもいいましょうか、アーバンな佇まいで疾走するアコースティックなスインギ感たっぷりの楽曲群の中にピアノやウクレレの彩りを加えたm-3 "Tomara" や、チャランゴやハファ自身が持ち込んだレキント・ギターの響きがラップトップの打ち込みと融合するタイトル曲m-5"Entre Becos"(路地の間)などもありつつ、中盤のm-6"Nascente"では共作のシコ・セーザルがゲスト参加し鉄琴の余韻の中をハファとデュエット、m-9"Loa Rezadeira" のように流麗な弦楽とピアノ単音のハーモニー伴うものもあり、最も素晴らしいのは爪弾くギターとエフェクト音、雑踏のさわぎが溶け合い叙情的なメロディが流れ行くm-11の"Peito em Flor"(花盛りの胸)で、「Flor cariou meu bem /Flor sem Luz / Flor palidou morreu / Avisou esta em mim / Me deixou sem ar nenhum」の部分には涙が出そうになります。

      こちらはコントラバスとのアコースティック・ライヴ映像 m-3 収録"tomara"


      ブエノスアイレスから入荷

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        今日はブエノス・アイレスより貨物が到着。ギジェルモ・カポッキのソロにマリアナ・ペレイロとのアコースティック・デュオ、マグネティック・フィールズの西語カヴァーをパレルモ系SSW3人が手がけたロス・カンポス・マグネティコス、カム・ベスキンのニュー・バンドRIEやマヌ・フサリとのデュオ、インディートロニカではエントレ・リオスのラスト・アルバム ....好評につき品切れとなっていたこれら最近作の数々をはじめ、長らく絶版状態となっていたアカセカ1stや、ルナ・モンティ&フアン・キンテーロの初作も奇跡的に入荷いたしました!

        4/21 再入荷リスト

        ACA SECA TRIO / ACA SECA TRIO 1st
        絶版状態となっていたアカセカの1stが希少数入荷しました。

        伝統を受け継いだクラシカルなギター奏法と柔らかく伸びやかな唄声で魅了するフアン・キンテーロ、静寂さえ音符として表現する希有な鍵盤奏者のアンドレス・ベエウサエルト、大御所リリアナ・エレーロのバックとしても絶大な信頼を得ており、リリカルなパーカッション奏法をイノベイトするマリアノ・カンテロ。この3人でアカセカ・トリオ。ジャズのエッセンス、現代音楽の美しい響き、パンパの広がりを感じさせるフォルクロリックなリズム。'03年に発表されたこの作品はカルロス・アギーレ・グルーポの白・赤、プエンテ・セレステの2ndや3rdと並び、”フォルクローレ”という音楽分野が新しい門扉を明けたことを確かに感じさせるに十分でした。ラプラタ河沿い音楽の瑞々しさを確かな演奏技術で表現するフアン・キンテーロの自作曲 (m-7 "a pique"など名曲)に、先達たちのレパートリー - フアン・ファルー"agarrao"、ホルヘ・ファンデルモーレ”vidala de las estrellas"、民間伝承曲をモダンに解釈した"canto en la rama"、"domingo 'i chaya" など16曲のヴォリューム。m-13 "tata y meme" にパブロ・ラニンケオ(flute)、フェデリコ・ヌニェス(cla)がゲスト参加。


        luna monti y juan quintero / el matecito de las sieta

        アカセカのフロントマン、フアン・キンテーロと女性シンガー、ルナ・モンティーの蜜月ハーモニーが瑞々しく広がるアコースティックな男女デュオ・アルバム傑作。自作曲のほかタイトル曲になっているコキ・オルティス"el matecio de las siete"、ウルグアイ出身の旧きフォルクローレにて偉大なシンガー・ソングライター、アルフレド・シタロサ作"pal que se va"、ボリビアの伝承曲二曲を混ぜ合わせて作り上げたものなど、クラシック・ギターと男女二声のデュオで綴られる美しい旋律。

        Andres Beeuwsaerto / Dos Rios

        Ulises Conti / Posters Privados LPレコード
        Ulises Conti / Posters Privados

        Ensamble Chancho a Cuerda / Contrastes
        Gabi la Marfa / Solaz
        Sattva / Circulo de Canas

        Guillermo Cappocci / MILESIMAS
        Mariana Pereiro & Guillermo Cappocci / Lucero

        Carlos Aguirre Grupo / Rojo
        Carlos Aguirre Grupo / Violeta

        Entre Rios / Era
        Manu Fusari & Cam Beszkin / MUSICA QUE CAMBIA POR VIDA LA PENA QUE HACE RIEGO Y QUE HACE CASI RISA LA VIDA
        RIE / RIE

        Viviana Pozzebon / Tamboor Beat

        Los Campos Magneticos / Alvy, Nacho e Rubin interpretan Los Campos Magneticos

        サンパウロから入荷

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          たったいま、サンパウロから入荷がありました。まもなくの来日公演を控えるアンドレ・メーマリの傑作、「...de arvores e valsas」ほか以下の傑作盤たち、再入荷しました。

          Andre Mehmari / ...de arvores e valsas
          Andre Mehmari & Gabriele Mirabassi / Miramari
          Samba de Rainha / Contrariando a Regra
          SEMENTEIRA (Nana Vasconcelos, Marcos Suzano, Caito Marcondes, Coracao Quialtero) sons da percussao
          Leo Cavalcanti / Religar
          Wagner Barbosa e Paula Mirhan / Amanhecer Ao Vivo
          Celso Sim & Arthur Nestrovski / Pra que Chorar
          Patricia Marx & Bruno E / Patricia Marx & Bruno E (CD+DVD)
          Emiliano Castro / Kanimambo
          Blubell / Eu Sou Tempo Em Que A Gente Se Telefonova

          そしてお待たせしました! 今月のいちおし、素晴らしいバランス感覚を持ったしっとり心地よく聴けるMPB(musica popular brasileira ) - ヒタ・グーロが入荷して来ました。
          以下、3/19の記事を再掲します。



          Rita Gullo / Rita Gullo (ブラジル直輸入盤 4月再入荷商品 2,100円税込)

          サンパウロで叙情詩と歌唄を学び、女性歌手としてアルバム・デヴューを果たす28歳のヒタ・グーロ。唄のリリカルな部分に惹かれて来たヒタは、知性の滲み出るような表現をするベテラン歌手のナー・オゼッチらに共感を抱いたと言います。決して声を張り上げる事なく、内に秘めた情熱をゆっくりと少しずつ外気と馴染ませていくようにポエティックな唄い方。水の匂いを感じさせる室内楽、とでも表現したくなるようにたおやかな演奏は、優れたギター奏者であるのみならずミキシングまでトータルに音楽を俯瞰するマリオ・ジルがプロデュース。そして共に演奏する機会の多いアニルトン・メッシアス(p) とアレンジメントを分担しています。ナイロール・プロヴェータ(cl)、テコ・カルドーソ(flute)、トニーニョ・フェハグッチ(acc) とジャズや現代音楽など静かな音楽の分野で本領を発揮するサンパウロのミュージシャンたちがこぞって参加。レパートリー選曲の妙もこの作品の特徴で、"tempo, tempo, tempo,tempo" のフレーズが印象的なカエターノ・ヴェローゾ作の"Oracao ao tempo"に始まり、ヒタの情熱に絆されてシコ・ブアルキ本人が参加した”A Mulher de Cada Porto"(原曲はエドゥ・ロボとのデュオや'80sのガル・コスタで知られる...)、そしてウルグアイ出身のS.S.W.ホルヘ・ドレクスレル作の"Era de Amor"(原曲は「vaiven」'96に収録)、ミルトン・ナシメント"sentinela"、そしてエヴリシング・バット・ザ・ガールの"each and everyone" をジャジーなアレンジで収録していたり、コンスエロ・ヂ・パウラの"maria del carmen" があったりと、この楽曲群の羅列だけでアルバム特有の瑞々しいムードは伝わるのではと思います。

          SoundCloud でm-1 "Oracao ao Tempo" が試聴できます

          4年ぶりの貯金

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            明日の4月17日は第3日曜日のため定休日とさせていただきます。

            4年ぶりの貯金生活。もちろん我が社のことではなく、最多得点を誇る我がベイスターズのおはなしです。ということは千何百日、負けが込んでいたということ。写真は、スタジアムで運良くゲットした2番セカンド渡辺直人#2 のサインボール。まだ野球のルールを理解しない娘も、このボールを大事に握りしめてました。


            半袖でいいのではと思うくらいに暖かい今日は、雑誌「nicola」の撮影で幕を開けました。浴衣にスイカで可愛らしいモデルさんふたりが店内撮影。掲載号が決まったらこちらでお知らせします。

            インパートメント社より以下の商品が再入荷しています。
            Carlos Aguirre / Crema
            V.A. 素晴らしきメランコリーの世界 - フォーキー&ギター・アンビエンス
            Delicatessen / Jazz + Bossa

            また先日発売となったセレスト社からの正規国内盤
            Andre Mehmari / Afetuoso
            絶賛販売中です。「...de arvores」収録の"veredas"、「miramari」収録の"que falta faz tua ternura""choro continua amizade"、MPBaby - Clube da Esquinas や2ndアルバムのタイトル曲"Lachrimae"、G.ハリソン作”within you without you"、クラシカルなところでシューマン"ウィーンの謝肉祭の道化 - インテルメッツォ”、"クライスレリアーナ” などのレパートリーをアンドレ・メーマリ(p) / セルジオ・ヘジ (drs) / ゼー・アレシャンドリ・カルヴァーリョ(wb) のトリオで再編曲、新録されたブラジル・インストゥルメンタル音楽の傑作盤です。"maos de afeto"では作者であるイヴァン・リンス自らがvoでゲスト参加。まもなくのソロ・ピアノ来日公演が楽しみ!


            PR

            大洋レコードは東京・神楽坂のセレクトCDショップです。

            ブラジル・アルゼンチンの現在のインディペンデントなシーンからの輸入盤CDを中心にお取り扱い。

            東京都新宿区赤城下町10-10 東京メトロ東西線神楽坂駅1b出口3分。

            2024年3月
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            が定休日です。 2022年5月26日、大洋レコード&Delicatessen として移転 OPEN。 11時〜18時の店舗営業、(土曜は14時~18時)。毎水曜・日曜・祝日定休とさせていただきます。

            03-3235-8825


            WEB通販はオフィシャル・サイト taiyorecord.com にて


            * information

            [以下の音楽雑誌に店主が寄稿しました]


            「ミュージックマガジン」ミナス特集にレコード・レビューを寄稿予定。(2022/6)


            FI MAROSTICA / VISÃO DO MAR (RCIP-0321 2021.6.30) ライナーノーツ


            ラティーナ2月号 (2020/1/20発売)

             

            「20年代はこの国の音楽に注目したい」


            e-magazine LATINA 「いま最も輝ける存在、サンパウロの女性シンガー、ヴァネッサ・モレーノへのロング・インタヴュー」(2022年2月23日)


            [国内盤リリースのご案内]

            Flor Sur Cello Trio, Airena Ortube & Julian Beaulieu / Un Solo Jazmin (大洋レコード国内盤CD 2022.7.23発売)好評発売中!


            SALOMÃO SOARES & VANESSA MORENO / YATRA-TÁ (TAIYO0041 2022.2.28) 好評発売中!


            VANESSA MORENO / SENTIDO (TAIYO0040 2021.6.26) 好評発売中!


            Carlos Aguirre / Canciones I 譜面集 46p(TAIYO0039 2020.12.26) 好評発売中!


            TINCHO ACOSTA (TAIYO0038 2020.8.28) 好評発売中!


            CHICO BERNARDES (TAIYO0037 2020.7.31) 好評発売中!


            MERY MURUA & HORACIO BURGOS / ROBLE 10 AÑOS (TAIYO0036 2020.6.13 release 限定盤) 好評発売中!


            ENSAMBLE CHANCHO A CUERDA / POSDATA (TAIYO0035 2018.12.22 release 限定盤) 好評発売中!


            FERNANDA TAKAI / O TOM DA TAKAI (TAIYO0034 2018.6.5 release) 好評発売中!


            TULIPA RUIZ / TU (TAIYO0033 2018.3.15 release) 好評発売中!


            PATRICIO PIETREK GRUPO / PAJÁRO AZUL(TAIYO0032 2017.12.04 release)

            好評販売中!


            ryosuke itoh e shiho - minha estrada (TAIYO0031 2017.6.24 release)

            販売中!


            [メディア情報]

            2022/5/31 (火) 15時 TOKYO FM 「The TRAD」 (パーソナリティ:稲垣吾郎) 生出演。初夏・新緑に似合うブラジル音楽を紹介させていただきました。


            2022/1/28 (金) 7:20分頃~ 放送予定 フジテレビCX系 『めざましテレビ』"なにわ男子のなんでやねん!" にて、長尾謙杜(なにわ男子)さんにブラジル・アルゼンチン音楽専門店 - 大洋レコードを取材していただきました。


            [記事掲載のご案内]

            2024年2月20日発売 雑誌「MINA(ミーナ)」4/5月号 "TOKYO MANIAC SHOP探訪"に大洋レコードの記事をご掲載いただいております。


            2022年12月 雑誌(ZINE) WAVE vol.2 “めくるめくCDの世界” 雨と休日さんやsnsでお見かけする100円CDディガーに8cm CD専門dj...錚々たる面々に混じって取材記事をご掲載いただきました。

            2021年11月20日発売、雑誌「散歩の達人12月号」神楽坂・飯田橋特集に当店が掲載されました!前回の掲載から何と8年ぶり、通算3回目の登場となります。


            2020年7月フリーペーパー 「新宿プラス vol.12」 #音楽のまち新宿 #武田真治 #saxplayer にご掲載いただきました。


            体験型アミューズメント・キッザニアの広報記事「キッザニアの窓」に大洋レコード伊藤のインタビュー記事とおすすめタイトルをご掲載いただきました。

            「親子で楽しむ、はじめての音楽」Vol.3 南米音楽



            女の子のスポーツライフをもっとファッショナブルに。「HBハミングバーズ」2018 Summer vol.14 に"Playlist for Summer"としてオススメ5作品の小さなレヴューを書いています。


            5/9発売 「POPEYE 6月号 "僕たちの好きな音楽。"」にて大洋レコードが掲載されます。川沿い音楽の取材も受けました。


            2018年1月末、神楽坂のアップデイトされた情報が満載の「帰ってきた!神楽坂本」(エイ出版)が発売されました。今回は"Culture 文化"のページに大洋レコードをご掲載いただいてます。ぜひ街ぶらショッピングのお供に。


            ひとまちっくす神楽坂「南米音楽と横浜ベイスターズと私。大洋レコードの伊藤亮介さん。」


            NUMBER WEB "野次馬ライトスタンド" 「ベイ戦士よ、ブラジル音楽を聴け!東京の路地裏から愛を込めて。」


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