冬期休業中ですが

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    お店はお休みを頂いてますが、通販でいただいたご注文は出来る限り対応させていただいております。いよいよ年の瀬ですね。移転でこじれた風邪も治り、いろいろ店舗移転の事後処理をしています。

    メールマガジンなどでお知らせしたPato Fu / Musica de Brinquedo の再入荷予定日(27日)ですが、経由地空港の天候の関係で、幾日か延期になりそうです。またAndre Mehmari & Na Ozetti のアルバムの再入荷も待っているところですが今日現在まだ到着していません。ご注文をいただいております皆様へはすみません。もう少々お待ち下さい。

    本日は年の瀬に届いた素晴らしいアコースティック音楽を。。。

    ナチュラルな女性ヴォーカルに、ヴィオラォン(生ギター)、フルート、ジャジーなローズ・ピアノ...ミニマム・アクースティコな編成で綴る新境地。パトリシア・マルクスと夫 - ブルーノ・E、デュオ名義による不朽の大傑作が登場!


    Patricia Marx & Bruno.E / Patricia Marx & Bruno.E (ブラジル直輸入盤 CD+DVD 2,400円税込)

    自然を愛でた詩情が滲む、書き下ろしのボサ・ノヴァ/ソフト・サンバは潤った空気をたっぷり吸い込んで、シコ・ブアルキ"passaredo" の多重ハーモニーなど、多くの楽曲で聴かれるホドリゴ・イ・カストロの彩り豊かにさえずるフルート、洗練されたジャズのノートを奏でるナイジェリア出身シャントーネ・ブラッキの鍵盤、このシャンが歌う英語詩の"m-6 three short stories"などは完璧なる都会的に洗練されたソウル・ミュージック、客演のオズヴァルヂーニョ・ダ・クイーカの奏でるクイーカは自由に羽ばたいてエクスペリ・サンバの呈を醸し出す...かつて2000年前後くらいにラウンジ・ボサ/ブラジリアン・エレクトロの分野で世界的な評価を得て、ロンドンに滞在し活動していたパトリシア・マルクスとブルーノ・E。子供の頃に聴いていた音楽のプリミティヴな魅力にふたたび惹かれスキャットや英語詩に生ギターを手に、2年越しで完成させたのが夫婦名義のデュオ・アルバムである本作。いままで抱いてきたふたりのイメージを大きく覆すサウンドに驚き、手元に置きたくなる事必至のアルバム。等身大の、そしてその等身の大きさというのが、美しい響きで溢れ出んばかり、慈悲に満ちているのです。

    レコーディング風景や参加メンバーのインタビューを収めたDVD付き。



    新店舗に

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      フランス・EUからの入荷がありました。今回はChocolate Genius Inc.、Mylene Farmerの新譜や、Yael Naimの新譜、Nouvelle Vague の新譜などが入って来ています。またブラジルにおいてもweb にアップできていない商品、Jo&Tucoの新譜やPatricia Marx新譜、Samba de Rainha新譜、パーカッション・ユニット Sementiera、Ana Clara HortaやCarlinhos Brown、Partimpim Dois E Show DVD などなど店頭には陳列されています。メールでもお問い合わせ受け付けますのでお気軽にどうぞ。

      以下のお待たせしておりましたsold out タイトルが再入荷となっております。

      Kyrie Kristmanson / Origin of Stars
      Ballake Sissoko & Vincent Segal / Chamber Music
      Mathieu Boogaerts / I Love You
      Coralie Clement / Toystore (今回は独・通常盤でジャケット違い商品の入荷です)

      そして中でもご紹介差し上げたい再入荷ものが、

      フレンチ・ポップ界で高品質のアルバムを発表しつづけるクラリカこと本名クレア・ケセイ。元々はポップ/ロック・フィールドの女性歌手として世に出た彼女の通算5枚目、最新作Moi En Mieux (=me in better)が当店で好評です。彼女のバイオは前作の項を参照いただくとして...ちなみにアートワークの背中に墨を入れた女性はモデルさんで、絵柄になっているのがクラリカ本人です。


      Clarika / Moi en Mieux (フランス輸入盤 2,400円税込)

      今回はシンガー・ソングライターとしても活動するフローラン・マルシェ(g,p ほか)をプロデューサーに迎え、公私ともにパートナーのジャン・ジャック・ニッセン(g, tp ほか)とクラリカのトライアングル体制で作り上げたアルバム。おすましした少女の輝きを未だ放ち続ける魅力的な唄声と、70年代のフレンチ・ポップ黄金期を彷彿とさせる管弦楽とギターやピアノ、マンドリンなどのアンサンブルに現代的な音作りを加えた最前線一級のサウンド・プロダクションとコンポージング。ときおり悪戯な視点で描かれるフランス語歌詞の世界と、ドラマティックな展開を迎えるメロディが織り成す華やかなポップ・ワールド。シングル・カットされた"Bien Merite"のフォーキーでロマンティックなムードから、タイトル曲のエキセントリックな流れ、ピアノ・ブギーに掛け声とラップが印象的な"Je ne serai pas"などは、モダンな現在の感覚でしか存在し得ない逸品。クラーべでラテンのリズムをフィーチャーした"De Fille a Femme" など多彩な表情を持った傑作のアルバム。



      冬のおもひで

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        先日のTomi Lebrero & Nicolas Falcoff Japan Tour 2010、名古屋はCafe Dufiさんでライヴを開催させていただいたのですが、大阪・京都からいらしていただいているグループのお客さまがいらっしゃいました。そのお一方が映像をやってらっしゃる柳田さんという方で、撮影いただいたトミ・ニコのショーの模様を送ってくれました!お楽しみ下さい。
        El Choclo (温度差の関係でバンドネオンとギターのピッチが若干ずれてます...)- Matsuo Basho (噂の名曲) - De Quienes La Culpa

        撮影:柳田雅紀

        TOMI LEBRERO & NICOLAS FALCOFF at CafeDufi_December 2010 from Masaki Yanagida on Vimeo.



        当のニコラスは先週のうちに無事帰国したとの報があり、トミは福井県の禅寺へ修行に旅立ちました(!)

        彼らと過ごした時間、かなり密度の濃い音楽談義を交わしていたのですが、LUCIO MANTEL の親密な友人であるトミいわく「イタリア系ならルーチョだけど、みんなルシオと呼んでるよ。」とのこと。謹んで再訂正させていただきます。ルシオ・マンテルで良かったんです。

        LUCIO MANTEL / MINIATURA

        11/4 付けの広報レポート


        新店舗に

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          矢来町139の新店舗あてに、初荷が届きました。サンパウロからです。
          以下のsold outタイトルが”再入荷”となっております。

          Andre Mehmari / ...de arvores e valsas
          Andre Mehmari / Lachrimae
          Gisele De Santi / Gisele De Santi
          Dani Gurgel / Nosso
          Heroisa Fernandes / Candeias
          Thiago Pethit / Berlim, Texas
          Adriana Godoy / Marco
          Veronica Ferriani e Chico Saraiva / Sobre Palavras

          幾つかニュー・アイテムの入荷もございますが、本日はここ日本でもラジオのO.A.などで徐々に噂になりつつある注目の1枚を....

          EDUARDO MONTAGNARI / bajabuticaba (ブラジル直輸入盤 2,160円税込)

          1947年生まれの男性音楽講師エドゥアルド・モンタニャリによる初のアルバムが、ゆったりとしたブラジル音楽のリズムに包まれた柔らかな傑作としてお目見えしました。音楽面のディレクションを務めたハエル・ジメニス、コントラバス奏者のパウロ・マシャードら総勢17名のミュージシャンたちと2008年-2009年に掛けての秋・冬・春・夏、毎週月曜の夜に行われたレコーディング・セッション。ジャズのモードで演奏されるピアノに、チェロや管楽器、そして優しい円熟の唄声。48p にも及ぶブックレットにはカバーまで装丁され、時に字の配列が風景模様となったりしながら、ひとつひとつの曲に丁寧にもコンセプトが記してあります。たとえばドリヴァル・カイミの海に関する2つの曲、そしてシャルル・トレネの"海"という曲からも引用をしていることであるとか、76年のカエターノの曲のヴァースに感銘を受けて、ということであるとかがこと細かに記してあって、このモンタニャーリが歩んだ足跡や思い出、自身の思想を育んでくれた偉大なる音楽へ捧げる思いが20曲のそれぞれに詰まっていることが伺えます。極めつけはエリック・サティ "ジムノペディ第1番"にポルトガル語の叙情的な詩が載ったm-7" Triste "。

          Eduardo Montagnari オフィシャル・サイト(試聴できます)

          新店舗にて

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            12/9 - 12/12 Tomi Lebrero & Nicolas Falcoff from buenos aires JAPAN TOUR 2010、おかげさまで大盛況のうちに無事終える事ができました。初来日となるアルゼンチンのミュージシャンふたりも皆様の温かいお出迎えに、彼らの音楽への反応に、大変喜んでいました。いろいろご支援下さった大勢の皆様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
             *この記事の下に最終日公演のセット・リストを挙げておきます。ご購入いただいたCDと共に反芻していただけると幸いです。

            さて昨日より再移転を完了した新店舗(矢来町139)にて営業を再開しております。今まで通りご愛顧のほどよろしくお願いします。営業時間、電話番号に変更はございません。
            神楽坂にて3代目となる新店舗の外観:


            東西線神楽坂駅2番出口(矢来口)を出て右、セブンイレブン手前を右折【徒歩1分】。都営大江戸線牛込神楽坂駅からも徒歩5分くらいです。

            さて冒頭でお礼申し上げたTomi & Nico、ふたりのシンガー・ソングライターのツアーですが、水曜に来日して木、金、土、日とワンボックス・カーで移動しながら、とまさしくバンドワゴン的な侠気溢れるスケジュールでした。それをちっとも苦にせず、車の中で繰り広げた幾多の音楽談義、時にはギターやムビラを出して車内でリハも始まったり、そしてライヴをご覧になったかたはご存知かと思いますが、クールに自身のルーツ・リズム観を弾き唱うニコラスと、演奏し始めると想像だにしないパフォーマンスを繰り広げるお茶目なトミ。ふたりの懐深い音楽観、さらにはキャラクターの違いも作用して、ほんとうに良いショーの数々だったと思います。



            2010/12/12 (日)神楽坂毘沙門天善國寺書院 【満員御礼!】
            front act : ryosuke itoh e shiho
            1.北国行きで 2.お猿の知恵遊び 3.アメリカン・サンドイッチ 4.こんな私じゃなかったに 5.さらば愛の季節 6.リリィ - 旅芸人マギー

            Tomi Lebrero & Nicolas Falcoff
            1st set
            1. Desaparecen
            2. Estanques De Ciudad
            3. Bandoneon Solo ( A. Piazzolla )
            4. No Se Vivir
            5. El Murmullo
            6. Gualeguay (w/ 会田桃子vln, 須川崇志b)
            7. La Insurgencia del Caracol
            8. Mbira Solo ( Mahororo )
            9. Bolivia
            10. Chacarela de "La Loca"

            2nd set
            11. Siete Dias
            12. Mirar Azul
            13. Takiukum (w/ 会田桃子vln)
            14. Verde
            15. El Choclo
            16. Corren
            17. Matsuo Basho (w/須川崇志b)
            18. De Quienes La Culpa

            Encole 1
            19. La Carpa de Don Jaime
            20. Cuando a Caballo (w/ 会田桃子vln, 須川崇志b)

            Encole 2
            21. Fiesta Linda
            22. Gallo Rojo, Gallo Negro

            サウンド:Shota Inaba
            前説/BGM : 河野洋志
            サポート:bar buenos aires のみなさん
            ドリンク/フード出店:Arrivee (神楽坂6-24)

            外は寒い中お越しいただき、遅くまで本当にありがとうございました!


            PR

            大洋レコードは東京・神楽坂のセレクトCDショップです。

            ブラジル・アルゼンチンの現在のインディペンデントなシーンからの輸入盤CDを中心にお取り扱い。

            東京都新宿区赤城下町10-10 東京メトロ東西線神楽坂駅1b出口3分。

            2024年3月
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            が定休日です。 2022年5月26日、大洋レコード&Delicatessen として移転 OPEN。 11時〜18時の店舗営業、(土曜は14時~18時)。毎水曜・日曜・祝日定休とさせていただきます。

            03-3235-8825


            WEB通販はオフィシャル・サイト taiyorecord.com にて


            * information

            [以下の音楽雑誌に店主が寄稿しました]


            「ミュージックマガジン」ミナス特集にレコード・レビューを寄稿予定。(2022/6)


            FI MAROSTICA / VISÃO DO MAR (RCIP-0321 2021.6.30) ライナーノーツ


            ラティーナ2月号 (2020/1/20発売)

             

            「20年代はこの国の音楽に注目したい」


            e-magazine LATINA 「いま最も輝ける存在、サンパウロの女性シンガー、ヴァネッサ・モレーノへのロング・インタヴュー」(2022年2月23日)


            [国内盤リリースのご案内]

            Flor Sur Cello Trio, Airena Ortube & Julian Beaulieu / Un Solo Jazmin (大洋レコード国内盤CD 2022.7.23発売)好評発売中!


            SALOMÃO SOARES & VANESSA MORENO / YATRA-TÁ (TAIYO0041 2022.2.28) 好評発売中!


            VANESSA MORENO / SENTIDO (TAIYO0040 2021.6.26) 好評発売中!


            Carlos Aguirre / Canciones I 譜面集 46p(TAIYO0039 2020.12.26) 好評発売中!


            TINCHO ACOSTA (TAIYO0038 2020.8.28) 好評発売中!


            CHICO BERNARDES (TAIYO0037 2020.7.31) 好評発売中!


            MERY MURUA & HORACIO BURGOS / ROBLE 10 AÑOS (TAIYO0036 2020.6.13 release 限定盤) 好評発売中!


            ENSAMBLE CHANCHO A CUERDA / POSDATA (TAIYO0035 2018.12.22 release 限定盤) 好評発売中!


            FERNANDA TAKAI / O TOM DA TAKAI (TAIYO0034 2018.6.5 release) 好評発売中!


            TULIPA RUIZ / TU (TAIYO0033 2018.3.15 release) 好評発売中!


            PATRICIO PIETREK GRUPO / PAJÁRO AZUL(TAIYO0032 2017.12.04 release)

            好評販売中!


            ryosuke itoh e shiho - minha estrada (TAIYO0031 2017.6.24 release)

            販売中!


            [メディア情報]

            2022/5/31 (火) 15時 TOKYO FM 「The TRAD」 (パーソナリティ:稲垣吾郎) 生出演。初夏・新緑に似合うブラジル音楽を紹介させていただきました。


            2022/1/28 (金) 7:20分頃~ 放送予定 フジテレビCX系 『めざましテレビ』"なにわ男子のなんでやねん!" にて、長尾謙杜(なにわ男子)さんにブラジル・アルゼンチン音楽専門店 - 大洋レコードを取材していただきました。


            [記事掲載のご案内]

            2024年2月20日発売 雑誌「MINA(ミーナ)」4/5月号 "TOKYO MANIAC SHOP探訪"に大洋レコードの記事をご掲載いただいております。


            2022年12月 雑誌(ZINE) WAVE vol.2 “めくるめくCDの世界” 雨と休日さんやsnsでお見かけする100円CDディガーに8cm CD専門dj...錚々たる面々に混じって取材記事をご掲載いただきました。

            2021年11月20日発売、雑誌「散歩の達人12月号」神楽坂・飯田橋特集に当店が掲載されました!前回の掲載から何と8年ぶり、通算3回目の登場となります。


            2020年7月フリーペーパー 「新宿プラス vol.12」 #音楽のまち新宿 #武田真治 #saxplayer にご掲載いただきました。


            体験型アミューズメント・キッザニアの広報記事「キッザニアの窓」に大洋レコード伊藤のインタビュー記事とおすすめタイトルをご掲載いただきました。

            「親子で楽しむ、はじめての音楽」Vol.3 南米音楽



            女の子のスポーツライフをもっとファッショナブルに。「HBハミングバーズ」2018 Summer vol.14 に"Playlist for Summer"としてオススメ5作品の小さなレヴューを書いています。


            5/9発売 「POPEYE 6月号 "僕たちの好きな音楽。"」にて大洋レコードが掲載されます。川沿い音楽の取材も受けました。


            2018年1月末、神楽坂のアップデイトされた情報が満載の「帰ってきた!神楽坂本」(エイ出版)が発売されました。今回は"Culture 文化"のページに大洋レコードをご掲載いただいてます。ぜひ街ぶらショッピングのお供に。


            ひとまちっくす神楽坂「南米音楽と横浜ベイスターズと私。大洋レコードの伊藤亮介さん。」


            NUMBER WEB "野次馬ライトスタンド" 「ベイ戦士よ、ブラジル音楽を聴け!東京の路地裏から愛を込めて。」


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