5.30 大洋レコード初インストア - ロイヤルハンチングス
尚、イベントは14時くらいには終了し、その後は通常営業となる予定です。
さて先日の神楽坂・青空フェスタ - ミニ・ライヴの模様を、お客さんが今は懐かしいフィルムの一眼レフで撮影してくれたのを頂きました。
Xavi(c)
Xavi(c)
来られなかった遠方の方にも雰囲気が伝われば幸いです。
ライヴ・イベントといえば、大洋レコード主催のMundo Popular。先日10回目を盛況のうちに終えましたが、第1回目は下北沢でフランスのドリーミーなフォークトロニコ・デュオ - Verone にご出演いただきました。そのVerone の新譜が届きました。
Verone / La fiancee du crocodile (フランス直輸入盤 1,890円税込)
男性がソフトな語り口のヴォーカルとアコースティック・ギターやバンジョー、女性もギターやグロッケンなどを持ち替えて、動物の暮らす楽園、深遠な海の底、雪降るアラスカの森、さまざまな風景を描き出すユニット。フレンチ・ミュージシャン特有のちょっとくぐもったアンニュイ感で、おとぎ話のような世界観はそのままに、小物楽器などコラージュされたサウンドのクオリティが前作を遥かに凌駕しています。特にタイトル・トラックの一曲目"La fiancee du crocodile" は絶品。
http://www.myspace.com/veronemusic
そしてもう一つ、フランスの興味深い音を。
Mansfield TYA / Seules au bout de 23 seconds (フランス直輸入盤 1,890円税込)
クィアな女性デュオ 。セクシャル・マイノリティであることをもカミングアウトしているフランスはナント出身のインディペンデント・モダン・フォークのユニット、マンズフィールドTYAの2ndアルバム。セクシー・寿司なるディスコ・パンクの別ユニットで暴れ回ることもある ジュリア・ラノエ(vo, eg, p, drs)と、バロック音楽の弦楽でも活動するカルラ・パローヌ(vln, p, harmonium, vo) の2人。スキンヘッド女性と不思議少女。相反するかのようにみえる2人が、自由に解き放たれたオルタナ・フォーキー - 生音フォークトロニコ といった風情の曲から、ポスト・クラシカル(ポスクラ)な深みを携えたポエティックな叙情まで、マルチ・インストゥルメンタリスト特有の自在な音の構築、そして詩的エッセンスを十二分に感じさせるソフトで甘美なヴォーカル。時に英語、時にフランス語で。このユニットの紡ぐサウンドは世界的にみても一線級の”雰囲気”を持っています。
http://www.myspace.com/mansfieldtya
- 2010.05.27 Thursday
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- 19:15
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