最新鋭型ピンポンパン from Brasil
先日、大洋レコードよりライセンス・リリースいたしましたTp4 (trash pour 4) / Something Stupid、サンパウロ・インディペンデント界の尖った感覚によるカヴァー・ポップとエレガントな唄声が出会った希有な存在ですが、ブラジルからの輸入盤入荷にこのタイミングで是非ご紹介差し上げたいタイトルがございますので、本日はそちらを。
歌がもっとも身近にある音楽大国ブラジルが生んだ最新鋭型ピンポンパン!
ハイブリッド・モダンで緩やかさ、柔らかさも併せ持つ究極のフォー・キッズ・プロジェクト - PEQUENO CIDADAO ( = 小さな市民)
PEQUENO CIDADAO / PEQUENO CIDADAO (ブラジル直輸入盤 2,400円税込)
チタンス〜トリバリスタスと一線でその奇才ぶりを発揮するアルナルド・アントゥネス。"セントラル・ステーション""シティ・オブ・ゴッド”とその先鋭的なサウンド・ワークでブラジル映画のサントラ界にこの人有りと認知されるアントニオ・ピント。ウルトラージ・ア・ヒゴール〜IRA! とポスト・パンク(ヴァングァルダ・パウリスタ)のムーヴメントを駆け抜けて来たエヂガルド・スカンドゥーハ。そのエヂガルドらとソラノ・スタールというバンドで活動する女性シンガー、タチアナ・バホス。この4人に実の息子、娘などキッズ・コーラス(時にメイン)を交え、ヒキガエル- 雄牛-ヤモリ- おしゃぶり- 学校でのサッカー- 梯子 - ”X” ...子供に身近なテーマを歌にしてゆきます。が、この4人ですからスクラッチやサンプラー、ストリングスにカシオトーンまで使ったスペシャルなサウンド・プロダクションが施されており、エクスペリメンタルトロニカからエレトロ・サンバ、サンバ・ファンキにポスト・パンク・NW、サイケ・ガレージと、驚く程に多種多様な要素がセンス良くミックスされた最先端の都会的ブラジル音楽となっています。これは非英語圏音楽好きの方、先鋭的音楽に目がない方々、必携です。ジミー・リロイによるジャケも秀逸のペーパー・スリーヴ!
TV Globo の人気深夜番組”Altas Horas"
さあ、今日は先日告知を致しました中南米まつり at コネクシオン(高円寺)にソロ・ライヴ出演をしてきます。その模様はまた後日。
- 2009.07.30 Thursday
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- 18:07
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