セーザル・カマルゴ・マリアーノの新譜はクラシックのソリストたち&ノーヴォス・コンポジトーレス・シーンのジャズ・プレイヤーたちとの共演DVD

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    ブラジル音楽界のレジェンド、ピアノ奏者/コンポーザー。サンバランソ・トリオなどでのサンバ・ジャズのイノヴェーターのひとりにして、エリス・レジーナの元伴侶、マルセロ・マリアーノとマリア・ヒタの父親。2011年に「Solo」という書籍を発表した後、DDG4(ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート)のリズム隊、チアゴ・ハベーロ(drs)とシヂエル・ヴィエイラ(b)とのセーザル・カマルゴ・マリアーノ・トリオでショー活動をしていましたが、音楽作品としてはレニー・アンドラーヂとのデュオ作以降10年ぶりとなる作品をDVDで発表しました。

    CESAR CAMARGO MARIANO / JOINED (ブラジル直輸入盤DVD NTSC/オール・リージョン 3,333円+税)

    作編曲家として、数々の賞の栄誉にも輝いたセーザル・カマルゴは本作にて、フルート、クラリネット、ヴァイオリンの国際的なソリストたちをクラシック界から招いて共演、自身をはじめ、前述の現世代のジャズ・ミュージシャンたち - チアゴ・ハベーロ(drs)、シヂエル・ヴィエイラ(b)、コンハード・ゴイス(g)の持つ、ブラジル音楽のエッセンスと融和をみせようという試みが為されています。セーザル・カマルゴの自作曲の数々に加え、タンバ・トリオのレパートリーでナラ・レオンも得意としていた"Tristeza de nós dois"、ヴィラ=ロボス"O Trenzinho do caipira"の自作曲への引用、エルメート・パスコアル"Bebé"、アリ・バホーゾ"Na batucada da vida" 、ヴァルヂール・アゼヴェード"Carioquinha"、ガロート=ヴィニシウス・ヂ・モライス=シコ・ブアルキ"Gente humilde" などブラジル音楽の核心の部分を担う楽曲を題材に、長年培った編曲術でチェンバーとショーロやサンバ・ジャズが溶け合う、洗練のインストゥルメンタル・アンサンブルとしています。時にはepを用いたりしながら。

     

    *惜しむらくは本DVDの録音時の特性でしょうか、特にピアノのパートで音が割れてしまっている箇所があります。ご了承ください。またこの理由からNC/NR (ノークレーム/ノーリターン)の限定販売とさせていただきます。

     

    本人制作のプロモーション動画はこちらから↓

    https://www.facebook.com/CesarCamargoMariano/videos/10154352717799164/

     

    下記は製品とは異なる映像です。

     

     


    サンパウロのヴァイオリン・トリオによるスペクタクル

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      筒香選手のライト・フライ、打った瞬間には「行った!」と思ったのですが残念でしたね。元・横浜の内川選手が泣いていました。筒香さんには無事に帰ってきてもらって、今度はDeNAのキャプテンとして来週にはじまるペナントを牽引していってくれると信じています。

       

      一昨日ご紹介さしあげたヴェント・エン・マデイラの新作ですが、さらに映像を見つけましたので追加で貼付します。至近距離のカメラ・ワークで有名なプログラマ・エンサイオから、「ARRAIAL」m-7に収録の"PINTOU UM GRILLO"です。

       

      さて入りたてほやほやのタイトルの中から、今日も引き続き注目すべきインスト作品を。

      サンパウロのヴァイオリン・トリオによるスペクタクル。2012年の「Aqui e ou meu lá」でみせたモダンな手触り、叙情的で爽やかに新鮮な風が舞う音風景が戻ってきました。

      RICARDO HERZ TRIO / TORCENDO A TERRA (ブラジル直輸入盤CD 1,907円+税)

      ベンジャミン・タウブキンの韓国-ブラジル・プロジェクトをはじめ数多くの客演、マルチ奏者アントニオ・ロウレイロとの前衛アカデミックな作や、サムカ・ド・アコルヂオンとの作品と二枚のデュオ編成作品を経て、トリオでの作品へと回帰してきたヒカルド・ヘルスは、サンパウロのノーヴォス・コンポジトーレス周辺のシーンをはじめ、いま注目を集めるヴァイオリン奏者/コンポーザーのひとり。このトリオは、ジアナ・ヴィスカルヂやダニ・グルジェルら豊富なコラボレイションの経験を持つオーストリア出身のミッヒ・フジチュカ (7弦g)と、ベテラン・シンガー-テテ・エスピンドーラのバックで欧州のビッグ・ステージにも立った日系人ペドロ・イトウ(drs)、米国のバークリー音楽院にて素養をつんだテクニシャンたちによるグループ。アルバム・タイトルは「地球をねじる」という意味で、サンバ・ジャズからフォホーに、アフリカのリズムとアラビア音階、アコースティック楽器によるスピード感溢れる洗練された技の応酬が聴きどころなのですが、ヴァイオリンというメロディ楽器がリーダーということで、オリジナル・コンポーズのどれもが滑らかで流暢な旋律を携えており、あっという間に惹き込まれてしまいます。海外経験が豊富な3人に加えて、ヴェント・エン・マデイラで新作を発表したばかりのテコ・カルドーゾ(b.flute)、故ドミンギーニョスに師事を受け、ジルベルト・ジルのバックをも務めたメストリーニョ(acc)、バンドリン・ソロ作も話題となったファビオ・ペロン(bandolim)、ト・ブランジリオーニの新作にて唯一の演奏参加者として名を連ねたゼー・ルイス・ナシメント(per)らスーパー・プレイヤーたちが揃い踏みで客演。最終曲でエルネスト・ナザレー"Atlântico"をカヴァー。


      木管とスキャットが鮮明に 映えるチェンバー・ブラジル音楽:ヴェント・エン・マデイラ -モニカ・サウマーゾ参加の新作が入荷!

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        *明日の22日水曜日は定休日となります。

         

        本日、サンパウロより直送の仕入れ貨物が到着しました。アーバン・ソウルなアレシャンドリ・グルーヴェスやそのアレシャンドリが在籍していたグルーヴェリア、女流ジャズ・ピアノのロウイッジ・ウーレイ、4月下旬来日が予定されるピアノ奏者ファビオ・カラムルー、ノーヴォス・コンポジトーレスのグスタヴォ・スピノーラ、フロントのフェリーピ・Sがソロ作を発表したばかりのモンボジョーのデヴュー作など再入荷しています。

        [再入荷案内]

        ALEXANDRE GROOVES / MULTI

        GROOVERIA / #1

        LOUISE WOOLLEY / RESSONÁNCIAS

        MOMBOJÓ / NADA DE NOVO

        GUSTAVO SPINOLA / MARES, RIOS

        FABIO CARAMURU / DO RÉ MI FON FON

        FABIO CARAMURU / ECO MUSICA

        QUARTABÉ / LIÇÃO #1 : MOACIR

        ROBERTO LEÃO, BRENO RUIZ, MARIO GIL, RENATO BRAZ / MAR ABERTO

        VENTO EM MADEIRA / BRASILIANA

         

        そして今回の仕入れの目玉、といえばこちらです。

        木管とスキャットが鮮明に映えるチェンバー・ブラジル音楽

        マリタカ・レーベルを主宰する女性木管奏者/コンポーザー - レア・フレイリ(flute, b.flute)と、パウ・ブラジルなどのスーパー・グループにも在籍し、歌伴にもひっぱりだこの木管奏者テコ・カルドーゾ(as, ss, flute)。ふたりの木管にマリア・ヒタのバックでもその名を知られるチアゴ・コスタ(p)、トリオ・コヘンチでラテン・グラミーを、ランディ・ブレッカーとのアルバムでグラミー賞ジャズ・アルバムを受賞しているエドゥ・ヒベイロ(drs)、メンバーそれぞれが持ち寄った楽曲に、北欧ジャズ界で20年に渡り活躍したフェルナンド・ヂマルコ(b)、そして静かなる音楽でフィーチャーされること数多のモニカ・サウマーゾがスキャットで5曲に参加。ヴェント・エン・マデイラの3rdアルバムは、木管の吹奏と知的なスキャットが織りなすクラシカルで澄んだハーモニー、ジャズ・ピアノの鮮やかな即興と陰影、サンバ・ジャズから可変拍子を取り入れたエキセントリックなリズムの推進力、それらが美しく昇華した現代ブラジル・インストゥルメンタル音楽の金字塔といっても過言ではない作品。

        VENTO EM MADEIRA / arraial (ブラジル直輸入盤CD 1,907円+税)

        レア・フレイリ作曲の"Samba da Lana"から、サンバ・ジャズと不思議なハーモニーが絡みあうという鮮烈な幕開け。インストにも関わらず奥深いリリシズムが感じられるコバルト・ブルーという題のチアゴ・コスタ作"Azul Cobalto"、壮大なクラシック曲のように、前章-テーマ–サイド・ストーリーと展開してゆくエドゥ・ヒベイロ作"Maracatim"、フランチェスカ・アンカローラが詩をつけてリリアナ・エレーロに提供した楽曲のセルフ・カヴァー"Temperança"、エギベルト・ジスモンチやウエイン・ショーターのハーモニー理論にオマージュを贈るテコ・カルドーゾ作の"Sete Almas"、レア・フレイリが96年に書いた輪舞曲を哀愁のスロー・テンポで体現した"Ares de Borero"、16分の31という常人には刻みきることのできない拍を伸びやかなハーモニーのなかに潜めた"Pintou um Grilo"、愛すべき家族に捧げたボサ・ノヴァ"Zezé"、美食のための音楽との衝撃の出会いからチアゴ・コスタが楽曲に発展させたという"Arraial na Rumaica"まですべてオリジナル・コンポーズで、かつての"Felipe ná area"のように新たなスタンダードになっていく予感を抱かせる佳曲ばかり。澄んだ音像のなかに作り手の思いを見い出すことができます。



        大洋レコードは東京・神楽坂のセレクトCDショップです。

        ブラジル・アルゼンチンの現在のインディペンデントなシーンからの輸入盤CDを中心にお取り扱い。

        東京都新宿区矢来町139 東京メトロ東西線神楽坂駅2番出口すぐ。


        WEB通販はオフィシャル・サイト taiyorecord.com にて



        [イベント参加のお知らせ]


        以下のトークショー・イベントの開演前に伊藤が応援歌ギター弾き語りの賑やかしで参加させていただきます。


        "横浜に入る悦び9 ~開幕前の皮算用"

        2017/3/28 (火) 18:30open 19:30start

        adv.2,200yen

        横浜O-SITE 045-328-3090

        吉川正洋(芸人・ダーリンハニー)

        サンキュータツオ(芸人・米粒写経)

        春日太一(映画史・時代劇研究家)

        村瀬秀信(ライター「4522敗の記憶」)



        [web記事掲載のご案内]

        ひとまちっくす神楽坂「南米音楽と横浜ベイスターズと私。大洋レコードの伊藤亮介さん。」


        * 店舗営業日カレンダー

        い字の日がお休みです。31日は研修のため17時までの営業とさせていただきます。毎水曜・第一第三日曜・連休最終日店休

        03-3235-8825

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