当店でナザレー集がヒットした(『quiet corner』掲載)ジョアン・カルロス・アシス・ブラジルのソロ・ピアノ集
*誠に勝手ながら3/20(水) ~3/22(金)、3/27(水)~3/28(木) を春季休暇とさせていただきます。
次の営業日は3/23(土) 14:00~18:00 です。
*当店でナザレー集がヒットした(『quiet corner』掲載)ジョアン・カルロス・アシス・ブラジルのソロ・ピアノ集
João Carlos Assis Brasil / Impressões (ブラジル直輸入盤CDデジパック 3,615円税込)
ナザレー、ショパン、エリック・サティのようなクラシックから、ジャズ、そしてMPBの歌伴まで、多彩な作品を多く遺したピアノ奏者のジョアン・カルロス・アシス・ブラジル。2021年に心臓発作のため惜しくも76歳で亡くなりましたが、約20年前の2003年、レーベル - ビスコイト・フィーノのスタジオに在るスタインウェイで、4時間に渡るレコーディングを行なっていました。スタジオのコーヒー・テーブルで、映画監督フェデリコ・フェリーニとその劇伴を務めたニーノ・ロータについて語ったのち収録されて行った楽曲群は、透き通ったヴォイシングが魅力的なソロ・ピアノで、時にジャズ・インプロの緊迫感、若しくは心穏やかなサロン・ミュージック、これらが交互に波のように押し寄せるという大作となっています。自身が敬愛するアレクサンドル・スクリャービンやクラウス・オガーマン、モーリス・ラヴェルらにオマージュを捧げたもの、そして兄弟のサックス奏者ヴィトール・アシス・ブラジルら、ジャズへの言伝。21曲の瞬発力を持って生まれた美しいソロ・ピアノが20年の時を経て、いま陽の目を浴びようとしています。
- 2024.03.19 Tuesday
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- 16:57
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- by 大洋レコード